美容皮膚科

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しみ

しみは、皮膚の表面に現れる色素沈着や斑点のことを指します。しみはさまざまな要因によって引き起こされることがありますが、主な原因の一つは紫外線による肌のダメージです。紫外線はメラニンと呼ばれる色素を生成し、これが肌の色を濃くすることがあります。その結果、日焼けやシミが現れることがあります。

また、加齢やホルモンの変化、遺伝的な要因、ストレス、そして一部の医薬品の副作用なども、しみの原因となることがあります。

しみを予防するためには、日焼け止めの使用や日焼けを避けること、適切なスキンケアを行うことが重要です。また、しみができてしまった場合には、美容皮膚科医の指導のもとでレーザーやケミカルピーリングなどの治療を受けることができます。

しみ

しわ

しわは、皮膚の表面にできる折り目やくぼみのことを指します。しわは通常、加齢に伴って皮膚の弾力性やコラーゲンの減少によって引き起こされます。その他の原因としては、紫外線によるダメージ、喫煙、表情筋の使用、遺伝的な要因、そして皮膚の乾燥などが挙げられます。

しわは顔や首、手などの皮膚の部位に現れることが一般的です。しわの種類には、表情しわ(笑いジワ、ほうれい線など)、老化によるしわ、そして環境要因によるしわなどがあります。

しわを予防するためには、日焼け止めの使用、適切な保湿、バランスの良い食事、喫煙の避けなどが重要です。しわができてしまった場合には、保湿や栄養補給を含む適切なスキンケアや、美容皮膚科医による治療法(ボトックス注射やレーザー治療など)が考えられます。

しわ

たるみ

たるみは、皮膚や組織の弾力性の低下によって生じる、肌のたるみやたるんだ状態を指します。主に顔や首、手などの皮膚の部位で見られます。たるみは、加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少、皮膚の弾力性の低下、脂肪の減少などが原因として関連しています。

また、紫外線の影響や喫煙、栄養不良、遺伝的要因、そして表情筋の使用などもたるみを引き起こす可能性があります。

たるみを予防するためには、日焼け止めの定期的な使用、バランスの良い食事、喫煙の避け、適切な保湿やスキンケアなどが重要です。また、たるみがすでに現れてしまった場合には、美容皮膚科医による治療法(ハイフ、レーザー治療など)があります。これらの治療法は、たるみの改善や皮膚の引き締めを目的として行われます。

たるみ

ハイフ

ハイフ(High-intensity focused ultrasound、高強度集束超音波)は、皮膚の引き締めやたるみ改善などの美容治療に使用される非侵襲的な技術です。ハイフは、集束された超音波エネルギーを皮膚の深部に照射し、そこで熱を発生させます。この熱によって、コラーゲンやエラスチンなどの皮膚組織を刺激し、再生を促進します。

ハイフ治療は、通常、顔や首などの皮膚のたるみやしわを改善するために使用されます。施術中は皮膚表面に直接触れることはなく、照射された超音波は皮膚の下の深部に集中して作用します。このため、周囲の組織にほとんど影響を与えず、ダウンタイムが少ないのが特徴です。

ハイフ治療は、通常、1回の施術で効果が得られることがありますが、個々の状況や治療目的によっては複数回の施術が必要な場合もあります。効果は通常、数か月から半年以上持続することが報告されています。

ハイフ

ピーリング

ピーリング(Peeling)は、皮膚の表面を剥がすことで新しい皮膚を露出させる美容治療の一種です。主な目的は、肌の再生を促進し、肌質を改善することです。

ピーリングは化学的な方法、機械的な方法、またはそれらを組み合わせた方法で行われます。主な種類には以下のようなものがあります:

化学ピーリング:化学的な薬剤(主に酸)を使用して、古い皮膚細胞を剥がす方法です。薬剤の種類や濃度、処方によって、浅い表皮のみを剥がす浅いピーリングから、深部の皮膚まで影響を及ぼす深いピーリングまでさまざまなタイプがあります。

レーザーピーリング:レーザー光を使用して、皮膚の表面または深層部を焼灼し、新しい皮膚の形成を促進する方法です。レーザーピーリングは特定の皮膚問題に対して効果的であり、通常はダウンタイムが短いです。

マイクロダーマブレーション:機械的な方法で、微細なダイヤモンドチップや小さな針を使って、皮膚の表面を削り取ることで行われるピーリング法です。古い皮膚を除去し、コラーゲンの生成を促進します。

ピーリングは肌のターンオーバーを促進し、肌のトーンや質感を改善し、シミやしわの軽減、ニキビやニキビ跡の改善などの効果が期待されます。ただし、施術後に皮膚が敏感になることがあるため、施術後の適切なケアや日焼け防止が重要です。また、ピーリングの種類や濃度、および個々の肌の状態に応じて、適切なピーリング方法を選択することが重要です。ピーリングの適切な方法や頻度については、皮膚科医や美容専門家と相談することがお勧めです。

ピーリング

イオン導入

イオン導入は、美容治療の一種であり、特定の有効成分を皮膚の深部に導入する方法です。この手法は、皮膚の表面にあるバリアを通過しにくい成分を、イオン化された分子や微小な電気的な刺激を利用して、皮膚の浸透性を高めることで行われます。

通常、イオン導入は専用の機器を使用して行われます。この機器は、皮膚に微小な電流を与えることで、皮膚の細胞間の隙間を拡張し、有効成分が浸透しやすくなるようにします。また、イオン導入には、陰極と陽極からなる2つの極性があります。陰極は負の電荷を帯びており、通常は水溶性の成分を皮膚に導入するのに使用されます。一方、陽極は正の電荷を帯びており、脂溶性の成分を皮膚に導入するのに使用されます。

イオン導入は、以下のような効果が期待されます:

栄養成分の浸透:ビタミンCやヒアルロン酸などの栄養成分を皮膚の深部に浸透させ、皮膚の保湿や栄養補給を促進します。

美肌効果の増強:美白成分や抗酸化物質などの有効成分を皮膚に導入し、シミやシワの軽減、肌の明るさや弾力性の向上などの美肌効果を高めます。

血流促進:微小な電流によって皮膚の血行を促進し、肌の代謝や細胞の再生をサポートします。

イオン導入は、通常、美容専門家やエステティシャンが施術を行いますが、自宅用のイオン導入器具も市販されています。ただし、正しい使い方や適切な成分の選択が重要であり、効果的な結果を得るためには適切な指導を受けることが重要です。

ほほえむ女性

プラセンタ

プラセンタは、胎盤から抽出される動物由来の生物物質であり、多くの栄養素や生物活性成分を含んでいます。特に、胎盤は胎児の成長と発育に必要な栄養分を供給するため、豊富な栄養が含まれています。

プラセンタは、その豊富な栄養成分や生物活性物質から、美容や健康に関連するさまざまな効果が期待されています。その主な成分には、以下のようなものが含まれます:

アミノ酸:タンパク質の構成要素であり、肌の修復や再生に役立ちます。
ビタミン:特にビタミンB群やビタミンEなどの抗酸化物質が含まれ、肌の健康をサポートします。
ミネラル:鉄や亜鉛などのミネラルは、皮膚や髪の成長、健康に必要な栄養素です。
栄養素:糖質や脂質などの栄養素も含まれ、肌や身体全体の健康をサポートします。
プラセンタは、美容製品や健康補助食品として利用されることがあります。その効果としては、以下のようなものが報告されています:

皮膚のハリや弾力性の向上
しわやシミの軽減
肌の潤いや明るさの向上
免疫力の向上
疲労回復の促進

ただし、個人差があり、すべての人に同じ効果が得られるわけではありません。また、プラセンタ製品を利用する際には、品質や安全性に十分注意し、製品の指示に従うことが重要です。

鏡を見る女性

巻き爪矯正

巻き爪矯正は、爪が内側に巻き込まれる巻き爪の治療法の一つです。巻き爪は、爪の側面が皮膚に食い込んで炎症を引き起こし、痛みや感染を引き起こすことがあります。巻き爪矯正の目的は、爪の形状を修正し、皮膚との摩擦や圧迫を軽減し、痛みや感染を緩和することです。

巻き爪矯正にはいくつかの方法がありますが、当院では以下の方法で治療を行います。

爪の切り込みや爪の形状修正:専門家が適切な方法で爪を切り込んだり、爪の形状を調整することで、爪が内側に巻き込まれるのを防ぎます。

爪の包帯やテーピング:特殊な包帯やテープを使用して、爪を正しい位置に保持し、巻き爪の圧迫や炎症を軽減します。

VHOの巻き爪矯正:ワイヤーを湾曲した爪にかけて1年間矯正します。ただし痛み時、炎症時は施術できません。保険外治療になりますので医師にご相談ください。

重度の巻き爪や感染が進行している場合には、手術が必要な場合もあります。手術には、部分的な爪の切除や爪の形状修正、爪床の一部の摘出などが含まれます。どの治療法が最適かは、個々の症状や状態によって異なりますので、医師や専門家と相談することが重要です。

両足

ほくろ除去(レーザー・自費)

ほくろ除去には、レーザー治療が一般的に使用されます。レーザーを使用したほくろ除去は、手術的な方法よりも非侵襲的であり、ダウンタイムが少ないため、多くの場合に選択されます。以下に、レーザーによるほくろ除去のプロセスを示します:

目的のほくろの評価:まず、医師がほくろを評価し、ほくろの種類や大きさ、深さ、位置などを確認します。これにより、最適な治療法が選択されます。

麻酔の施行:一般的に、レーザー治療の前に局所麻酔が施行されます。これにより、患者が治療中に痛みを感じることがありません。

レーザー治療の実施:医師は、選択したレーザー装置を使用してほくろを処理します。レーザーは、ほくろの色素を分解し、ほくろを徐々に蒸発させます。このプロセスは、周囲の皮膚にほとんどダメージを与えず、ほくろを効果的に除去します。

アフターケア:治療後、医師は患部を適切に処理し、適切なケアの方法について患者に指示します。これには、抗生物質や抗炎症薬の使用、傷跡の保護、日焼けや外部刺激の回避などが含まれる場合があります。

ほくろ除去の結果は、ほくろの大きさや種類、皮膚のタイプ、そしてレーザー治療の正確さによって異なります。一般的には、複数のセッションが必要な場合がありますが、多くの場合、ほくろは効果的に取り除かれ、皮膚の見た目が改善されます。しかし、レーザー治療にはリスクもありますので、医師との相談が重要です。

ほくろ

ピアス

ピアスは、耳や他の部位の皮膚に穴を開け、その穴に装飾品であるピアスを挿入することで身体を飾る装飾方法です。耳たぶや耳の軟骨、鼻、眉、唇、舌など、様々な部位にピアスを開けることができます。

ピアスの開け方には、ピアスピアスや針、カニューレ(中空の針)、鋼の耳針など、いくつかの方法があります。ピアスを挿入する前に、適切な衛生状態と手技が確保されることが重要です。一般的には、ピアスを開ける部位が清潔に保たれ、消毒されることが必要です。

ピアスは、個々のスタイルや個性を表現する手段として人気があります。ただし、ピアスの穴を開ける際には、適切な衛生状態と専門家の指導に従うことが重要です。また、ピアスをつけている間や穴が塞がる前に、適切なケアをすることも重要です。

ピアスをする女性